"体験版論"@Judgeの華麗なるエロゲ生活

http://d.hatena.ne.jp/judge/20051007
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どうして私が体験版に惹かれないのかと考えてみる。

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体験版に最も多いタイプは、作品の冒頭部分を切り取ったタイプだ。このタイプの体験版に惹かれたことはまず無いということを、ここで特記しておきたい。

なぜなら、「作品への入り方」って、非常に重要だからだ。

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その作品の最初のセリフって、とっても大事だと思う。

『Forest』『こなかな』『腐り姫』、このトップ3の「入り方」はいずれも独特で、「後から見ればその作品を総括する」そういう入り方をしている。他にも、『家飛!』のような「最初の一言で"読者"を惹きつける」という作品の構成力は必ずその作品にとってプラスになっているはずだ。

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これは独断と偏見だが、「本編の冒頭の切り取り」で体験版を作れるようなエロゲは、大抵、駄作なのではなかろうか。

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 体験版、は、購入確定の場合手を出さないことが多い。でも、Webネタバレするとヤなので評判がいい場合にはプレイすることも。体験版買い、といえば

・Wind これは、どちらかといえばムービー買い。体験版では、ムビに登場した屋上シーンまで。結城氏の描くヒロインと邂逅し、これからめくるめく学園生活を…と期待して購入。で、問い詰め壷自爆と、意表をつかれたゲーム、のだった。

・ぷりっち カードバトルのみの抜粋版で興味をもって、体験版で購入を決意。
つよきす 体験版が話題となり、早速やってみる。蟹のキャラが気に入って、購入決意。記憶に残っているのって、蟹とよっぴーかな、今は。

 自分の日記を見返す限り、体験版で買ったのってこの位。だいたい、体験版をやる暇があったら積みゲを(以下略。凌辱系の体験版は、また意味が違いそうなのでパス。