さくらむすび、感想。

 可憐ルートEND後を考えてみる。

 高卒の主人公は、電気工として働きはじめる。真面目に働き、その頭の良さも認められて、本社への転属の話も出る。喜ぶ主人公。しかし、手続きとかなんとかの最中、急に話が取り消しに。天狗じゃ。天狗のしわざじゃ。でなくて、化け物が出てきたのだ。住民票とか戸籍とか。これで、可憐に楽をさせてあげられると喜んでいた主人公は、荒れる。で、R18ゲーなので、もう、手加減なしに荒れる。
 まあ、落ち着いて元の仕事を頑張る主人公。可憐は、勉強の合間に近くのファミレスでバイトしたり。立ち絵バリエーション追加。そんなこんなしていると、ちょっと体調を崩す。病気か?いや、おめでただ。いろいろな事が脳裏をよぎるが、可憐の意志もあり、出産する方向へ。
 ところが、出産の際のアレコレで、子供の命は助かるが、可憐の命は…

 (色々省略。保母になった紅葉との交流や、ちょくちょく遊びに来る桜の話も省略。)
 (桜の木の下で、倒れる主人公)

 ここからループになり

 無事出産。

 音楽が流れ
 イラストが表示されていく。

 列車の窓。
 街の風景は、郊外を経て、山麓の街へ。
 ちょっと後ろで小さくなった大先生。立派な若先生*1。
 大宴会になる、紅葉の家。抱き合う桜と可憐。
 そして―――
 金村家と桐山家を訪れ、セピア調の写真(のイラスト)が表示される。 
 (旧姓)金村世津子と、桐山亮一の笑顔。そして、二人に挟まれて笑顔の主人公と桜。

 ちいさな手のひらが流れておしまい。

*1 年数的には無理があるだろう