COMIC新現実 vol.2

 忘却の旋律、の評論を読む。このアニメも、平成鉄人も視聴していないので、かなりもどかしい。概ね議論はNCP節なので、作品個別な部分はすっ飛ばす。虚構の楽園からの決別に矢を射るという構図に、水月を連想する。マヨイガ近辺には雪さんとななみんが存在し、微妙に位相が異なり、一緒くたにするのは不当かもしれないが、マヨイガで雪さんとラブラブという展開が一番かな。わはーもいいけど。
 ディエン・ビエン・フー。ベトナムの「独立」戦争の激戦区。このお話は、南ベトナム政府にアメリカが介入した後のお話。
 かがみあきら、アシのインタビュー。知らない名前だらけ。今の若い人が、ちょっと前のオタ話を聞くと、こんな印象をうけるのだろう。少女漫画の流れが、かがみあきらを経由して、少年漫画方面に流れてきた、と。わかつきめぐみの絵を、かがみあきらが参考にした話はちょっと驚き。
 最後の広告。エース桃組、七尾奈留氏のイラストが、毛色が違いすぎて違和感を感じまくって可笑しい。同じ出版社の同じマンガ雑誌なのに。文芸春秋に萌えイラストが登場したかのようだ。