バランス

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200507141300_01.html
 沖縄米兵の事件。
 何万人かの人口があれば、一定の割合で犯罪は起こりうる。犯人は、国防に従事しているかもしれないし、運輸かもしれないし、商業かも建設かもしれないし、学生かもしれない。もしくは、なにか特殊事情があるのかもしれない。彼の事情を理由として犯罪を容認するかのように聞こえる発言は、発言者にマイナスとなるだろう。
 もう一つの問題は、軍隊が平和を守っているのか、否か、という古くからのアレ。自衛のための戦力を持たなかった民族は、悲惨な運命を辿り、第二次大戦後も、この現況は続いている。戦意が現時点でなくとも、ちょっとした政権の交代で戦力が行使されてしまうことだってある以上、軍備の放棄は考えづらい今日この頃ではある。