http://d.hatena.ne.jp/trivial/20050705
「18世紀後半のオーストリアでは、ケーキが庶民の食べ物として普及しており、種類によってはパンよりも安く購入することができた。そこで、マリー・アントワネットは、パンを求めるパリの民衆を見て、故郷を思い出して、こう言ったのだ。『パンがないなら、ケーキを食べたらいいのに』と」
というよくできた話がある。真偽のほどは定かではない。というか、たぶん作り話だろうと思う。
ただ、このエピソードが実話ではなかっとしても、寓話であることは間違いがない。
最後の一行は面白い。世の中は寓話に溢れている。
http://homepage2.nifty.com/osiete/s1024.htm
>「パンがなければ○○を食べればいいのに」
「正確に」といわれてしまうとおそらくフランス語であると思われるのでちょっと書けないですが、
「ブリオッシュ」というお菓子の一種です。
日本では馴染みが薄いと言う理由か、普通には「ケーキ」「お菓子」と訳されていることが多いようです。ただし、そもそもこのこと自体が後世のでっち上げ。
もともとはジャン・ジャック・ルソーの「告白録」の中で「偉大な女王様」の台詞として書かれていたもので、
それはマリーが生まれる15年前のことだったそうです。参考ページ 「山本弘のSF秘密基地」より
http://homepage3.nifty.com/hirorin/yanagida02.htm
ブリオッシュってちなみにパン生地にバターと卵と砂糖をどっちゃり入れてこねて焼いた菓子パンの一種ですよね。
ブリオッシュ説を自分では信じている。