2005-06-29 人害魔凶 game 「人間は、色々なことをしゃべりますけれど、本当は、二つのことしか言っていないんです。一つは…‥」 少女は自分の胸に手を当てた。 「私は、ここにいます」 「そして、もう一つは…‥」 少女は僕の胸、すれすれに手を差し出した。 「あなたが、そこにいてよかった」 名無しの少女、じゃなくて10774、じゃなくて10773でもなくて名無しのデス先生でもなくて、名無しのパラソル少女の言葉。