日日日『アンダカの怪造学 ネームレス・フェニックス』

 読了。
 結構面白い。ネーミングセンス、普通に御堂クンとか春日さんとかつけるのではなく、まあ西尾風味というかそういうものに表れた、キャラ立ての良さ、そしてワンオフにしては緻密な怪造システム。そこから規定される怪造バトルのゲーム性。
 そして、クライマックスのバトルへ。で、真実が明かされるのだが、どうもそこに至るまでの情報の開示が緻密に計算されていて、どうも。こういうプロットの立て方が、最近多いためなのだろうか。