大排気量化

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ガソリン価格は上がりそうだが、大排気量車も増えている。ホンダのV6搭載車にしても、トヨタ・日産のV8搭載車にしても、だ。
世界的に見ても大排気量車が減っていると言う事はなく、むしろ増える傾向なのではないだろうか。果たしてこれは何なのか。寿命末期の白熱電球が明るく点灯するように、今でなければ乗れないから今乗っておくとでも言うのか。

常識的に考えて、課税というか懲罰は、石油に比例させるのが適当だろう。だから、環境税、は、石油一リットル当たり、幾ら、となるだろう。高速料金が距離で、消費税が金額に比例するように。で、実際のところ、燃料消費は排気量に"単純には"比例しない。国産の1.8lファミリーカーの、とある新型でも、リットルあたり12km程度だし、中古のBMW、5lV12で4くらい、ベンツの5lV8で5〜6くらいという話を聞いた。
 えーと、月に1000km(年で1万ちょっと)、走るとして、燃費が4km/l,すると250l, \120/lとして、\30000/Monthという計算。戦車のように、1km走るのに5lとか6l必要なエンジンならともかく、大排気量車に乗る、「勝ち組」なら、月あたり3万円/1000kmとか、6万円/2000kmの負担なんて、無視できる金額ではないか。仮に、燃費がゼロになったとしても、ちょっと良い夕食一回分くらいなのだ。節約できるのは。もし、環境炭素税を、一リットル100円!追加したとして、も、200lで2万円。庶民にはデカイが、勝ち組にとっては(以下略。

一方で低燃費車の開発競争にも拍車がかかっている。

要は、六本木なんかで3万円の食事をする層と、300円の食事をする層に分化している、ということで。