完璧な話

「完璧な小説」と私が呼んでいるのは、大塚英志氏が「大いなる物語」と呼んでいるものとほぼ同義です。主人公は、何かを依頼され、何かをして敵をうちやぶり、何かを得る、という基本構造。その上で登場する人物たちが、主役脇役含め、物語の始まりと終わりの間に何かの心の変化がある、そういうカタルシスのある成長譚が、ぶっちゃけ私は大好きなのです。

http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20050315