"ADV に似た光景のメモ"

http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050125#p1
「エロゲ背景的」な撮影について。

要するに、風景写真や建築写真は収差の少ない短焦点レンズを絞り込んで使い、シフトなどを使って建物の垂直線を垂直にしているという、そういう御話。ピンホールは収差がでないけど、回折現象は起こすのでそれはそれ。GR-1のような、広角短焦点フィルムカメラを使うか、レタッチで収差を消すのが吉なのかな。




シフトについて
http://www.kenchikusha.com/tsuredure/hard5.html

歪曲収差
http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/20040304/107436/
など


画角と焦点距離
http://homepage1.nifty.com/Art/Untiku.html


画角はレンズの焦点距離にほぼ反比例し、焦点距離の短いレンズは広く、長いレンズは狭くなりますよ。人間の眼は横に2個並んでおり、180°くらいの範囲まではぼんやりと見えます。でもはっきりとみえるのは中央の20°から60°くらいの間といわれています(図3参照)。


この角度から焦点距離を算出すると、105ミリの望遠から35ミリの広角レンズに相当します(表1参照)。人は平常は40°くらいの標準レンズの角度で生活しているんだけど、対象に興味を示したときは狭くなり(集中させちゃうわけ)、また開けた風景を見るときは角度が拡がります。だから105ミリから35ミリの間は生理的に受け入れやすいんですよね。いいかえれば自然な写真に見えるということ。