憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ

 読了。
 肺炎が治り、退院した主人公は、教室の目立たない少女、憐に違和感を抱く。彼女は―――。

 真面目でおとなしく目立たない少女、憐。それは実は猫を被った姿であり、粗暴で暴力的な正確なのだ。しかし!フラグが立つと、弱みを見せるという、理想的なツンデレパターン。運命と戦うことをテーマに、結構SFっぽい設定がおもしろい。80年代であれば、この本の部分をプロローグとして、上部構造と戦う話になるはずだ、と思った。
[面白い]++