レディ・ガンナー 2,3,4

レディ・ガンナーの大追跡 上 
レディ・ガンナーの大追跡 下 レディ・ガンナーと宝石泥棒  
レディ・ガンナーの大追跡〈上〉 (角川スニーカー文庫) レディ・ガンナーの大追跡〈下〉 (角川スニーカー文庫)
 レディ・ガンナーと宝石泥棒 (角川スニーカー文庫)
読了。

茅田砂胡 氏の作品は、デル戦、赤魔女、桐原家に続く3シリーズ目。
 架空の世界、架空の大陸、時代背景は西部劇の時代、鉄道と銃火器はあるが、飛行機と自動車は普及していない程度。名門ウインスロウ家の娘、キャサリン(14歳)と、巻き込まれた用心棒4人組が引き起こす騒動の数々。
 それなりに現実感と深みのある世界を背景に、"古臭い"価値観と戦う少女は格好いい。デル戦、赤魔女と違い、この巻までは特に主人公達の関係性や世界それ自体に変化はなく、ある意味安心して読める。
 だんだんフラグが立ったり消えたり、最後には金銀黒が出現したりするのかな…。