"ファンタジア文庫で二作め以降を出せた大賞出身の新人さんにはなぜか共通した特徴"/"不良資産化しつつある週間少年サンデー"

http://scientificclub-run.net/diary/d200604b.html

 まず主人公は「正しい」行いをして勝つ。敵は、「間違った」行いをした報いとして負ける。話の結末をこれにして、かつ正しさと間違いについての描写にページ数にして最低でも一割以上は割く。この条件を満たしていれば、どんなにできが悪くても最低でも2作目は必ず出る。そこから先は実力勝負だけど。

たとえば「メルヘブン」は11巻の時点でDVDが7巻出ていてたったの450万部しか売れていない。
 つまり、一巻当たり40万部ちょっと。テレ東系で、しかも一部時々どす黒かったり百合だったりサブカルチャーだったりとはいえ基本的には清く正しい日曜朝のキッズ番組の時間帯で放送しておいてこの程度ということは、アニメ開始時点ではちょっと売れているライトノベル程度だった可能性が高い。

雑誌:掲載各誌・発行部数リスト

http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/1.htm

コミックスの総売上

http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%81%ae%e7%b7%8f%e5%a3%b2%e4%b8%8a


 ファンタジアといえば、A君。あと、殺×愛 -きるらぶご愁傷さま二ノ宮くん、こんなところかな。A君は別として、軽めなのが多いかな。新刊をみると、こういうものも発売されるようだけど、なんかM16(スコープ無し)を肩に担いで撃つ世界最強のスナイパーとか、暗黒舞踏とかでてきそう…
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/25535093.html
 あ、軍事雑誌を立ち読みしていたら、グレネードランチャー付きの小銃(特殊部隊用?)を肩に引っ掛けるように乗せ、スコープを除く写真が掲載されていた。妙に笑えた。

約束いんぽっしぶる
となりのあの娘は狙撃兵


やってきた美少女転校生は、ばりばりの武闘派? 待望の新シリーズ!

[ 著編者 ]
六甲月 千春

[ 内容 ]
登校中にぶつかった女の子は、美少女、巨乳、シマシマパンツそしてハンドガン!? 幼い頃に交わした約束のため、最強の兵士となって帰ってきた女の子と、凡々な男の子の、甘く危険な学園ライフ!

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?pcd=200603000061

俺の愛国心から考えて愛国心教育を反対しなければいけない理由

 「愛国心教育」とは要するに思想統制で、そういうことをやると、芸術家肌、科学者肌の人間は逃げ出す。そりゃよくないだろ。アインシュタインは、ナチから逃げて原爆を作ったように(ちょっと事実誤認あるかも)。


参考:
俺の脳内右翼的に考えて愛国心教育を反対しなければいけない理由--http://fragments.g.hatena.ne.jp/nisemono_san/20060415/1145063486

"SF 者は 1,000 冊読んで一人前らしい。"

http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060414#p1

273 :名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/29(火) 12:52:56

SF 1000 冊読破していない人は語る資格無し(2)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1077797212/l50

SF 界にそういう基準があるんだよ。
二度と書き込むな初心者。

 いやもう、SFは免許制にすれば?家元制とか。本を持つことが許されない社会、というエ…この言葉は、千冊読まないと使えないんだっけ?…空想科学小説があったけど、空想科学小説について書き込めない社会を実現したのが空想科学小説界だったとは、空想だにしなかった。


 マーケティング論を持ち出す人も帰らなくちゃいけないようだし*1、難しい世の中です。


 とまあ、冗談はともかく、あるカテゴリーについていくつか知っていれば、それを概念世界にマッピングできます。日本でいえば、札幌--東京--大阪--福岡、そのあたりを知っていれば、「仙台は東京と札幌の間」とか、「名古屋は東京と大阪の間」、と、コミュニケーションが図りやすい。で、仙台、新潟、金沢、名古屋、広島、高松、このあたりを知っていれば、もうちょっと位置を示しやすい。「東京から西北西に400km」というより、「金沢と新潟の間くらい」という言い方のほうが、コミュニケーションを図りやすい。緯度と経度で示すより。このへんが教養っていうものなのかな。

ツンデレなBloggerたち

http://d.hatena.ne.jp/REV/20060413#p4
先のエントリーの回答を見かけた。見つけづらいところに置いておくのがツンデレクオリティーなのだろう。

ということで、f.の解答は「ホットケーキ」、となる。
http://lightnovel.g.hatena.ne.jp/

現代学園異能

5大「現代学園異能」として、以下のタイトルが上げられている。

ここに、今後

 が入るだろうと思う。断章のグリムの作者、甲田 学人 は、前作Missingでバトル分少なめな構成を取っていた。あえて、現代学園異能(バトル)に舵をきってきたわけだ。電撃文庫が、何故こんなに「普通の少年が、異能の力を得て、ツンデレ美少女と好物を食べながら異界の敵と戦う」話を作りたがるのか考えると面白い。

禁書目録は、もえ小説

http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/TODAY/2006_04.HTM#d14_2

禁書目録はいかにもギャルゲ的なキャラクター消費をされている”というのは、ストーリー的な側面から見ればそうだけど、読者が萌え的に消費しているかということならば、それは違う気が。

 ちょっと冷静に考えれば、そうかも(と、ちょっと撤退)。
 普段、2chの禁書板を眺めているので「----は貰っていきますね」「その幻想を(ry」というやり取りに浸っているのですが、よく考えればこういうやりとりを楽しんでいるのは、2chライトノベル板の中でも「一部のもの」かもしれません(さらに、彼らも、燃えで読んでいて、ネタとして遊んでいるだけかもしれません)。書評系サイトでも、こういうやり取りはあまりみられないし。
 ただ、少なくとも、あそこまで活発なスレは少ないかな、と思っています。

韓国人看護婦一万人を米国へ

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/04/post_b0f6.html
 医療サービスは、いまのところコンビニ店員のように、自動化が効かないのでそれなりの「教育投資」が必要だ。先進国では教育を受けた人間のコストが高いため、中進国で教育を受けた人間を安価に輸入する、というのが短期的には有用とされる。イギリスなんかでは、国連援助プログラムなんかで教育を受けた、アフリカなどの出身者を自国に呼んで働かせているらしい。もちろん、援助資金を主として出しているのはどの国か分かるよね。あと、東京では医者は過剰だけど看護士は不足している、という話を見たこともある。

"クラークの法則と迷信"

http://homepage3.nifty.com/murasakigawa/essay/etc/clerk.htm

このサイトとは別枠で運営しているDVI関連のサイトだが、そちらでは「変換コネクタ」が信号を変換すると本気で考える人が繰り返し現れる。また、ディジタル伝送がいいなら、アナログ直結より間で一度ディジタル変換すればどうか、などのアイデアも出される。無論USB-シリアルポート変換器のように、変換器の中にアクティブなプロトコルコンバーターが入っている例もある。また、電話網のように両端のアナログ端末の信号をディジタル化して長大な伝送路を無ひずみで通す技術もある。しかし、先にあげた例はこれらの場合に当てはまらない。実はこれらの違いを知るには技術的専門家である必要はない。そのサイトのコンテンツを一読すれば、演繹的にわかることばかりだ。だが、魔術に演繹的な思考をこころみて理解しようとする人がいるだろうか。いるわけがない。

 要するに、消費者的には、「企業が上手くやって、われら消費者は何も考えずに、もっと大事なことをやればいい」と思っているし、市民的には「政府が上手くやって、われら市民は何も考えずに、もっと大事なことをやればいい」と思うわけだ。
 で、大事なことって?