ルックバック

漫画の映画化の一つの到達点、ていう評論が物議を醸していた。


 レーシングカーなら現行のF-1、ロードスポーツカーならヴェイロン(シロン)、宇宙開発ならアポロ11号が到達点であるが、それは一方向に進化する技術故であり芸術には多彩な到達点があるだろう。コマ割り(八丈島キョン、ではない)見開き、止め絵、オーバーアクションによる誇張表現… という日本スタイルの漫画ならではの表現をアニメで表現する、そういう意味では一つの到達点だとは思ってる。
 ただまあ、監督が一人で原画描きまくったという。企画と脚本と3Dアニメーターと… そういうディズニーなどの3DCGと比べスケールしにくそうだなとも。