ライトノベルの定義

https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2024/03/17/221413

90年代後半から2010年頃は書店、それも大型店専門店の平棚を焦点として『出版・執筆』『流通』『読者』の三位一体が成立していたのでそのシステムから生成される書籍群を『ライトノベル』と定義して問題ない状態だったけれど

  • ライト文芸の分離
    • この定義も不十分だけどMW文庫を嚆矢とするライトミステリーやご近所妖怪ものなどがよく見られるアレ
  • なろう!の台頭と『新文芸』レーベルの出現
  • Web小説の多様化・Web小説サイトの多様化
    • 昔から沢山あるといえば昔からあるけど、カクヨムとかね。
    • なろう!と言えば、『異世界転生・強くてニューゲーム、チートでハーレム』と言われるが、住居の隣とか教室の隣の席の美少女と偶然交流みたいなTwitter(現X)の2コマ漫画的なのも増えた気が。
      • サイトの増加やランキングアルゴリズムの変化などが関与しているのかどうかは不明。
    • カクヨム見てると、『ダンジョンが出現した別の世界線の現代。ボンクラ主人公が有名ダンジョン配信者を偶然助けてバズりまくり』というジャンルがかなりを占めてる。

まあ、「ラーメン食べたい」って人には幸楽苑のラーメンあたりを提案するのが普通で、「『油そば』も、『台湾まぜそば』も、『北極ラーメン』も、『アブラヤサイニンニクマシマシラーメン』もラーメンなんだぜ」というのは相手を見て言おうぜって話かな(たぶん違う)