”卒論やるとPCが壊れる”

https://togetter.com/li/2293581

えー、一般に故障率は『バスタブ曲線』を描くとされ、「初期故障」「偶発故障」「摩耗故障」に分類できる。
偶発故障期は、自動車の場合「〇年以内、もしくは〇万Km、どちらか早い方」みたいな表現をされる。走らなければ何十年と腐食変性しないわけではなく、逆に一定期間内なら何十万㌔走っても摩耗しないわけではない。
 んで、部品の寿命は環境で変化する。コンデンサの場合、温度が10℃上がるとコンデンサの寿命が1/2になるという話がある。HDDにしろSSDにしろ熱で寿命が縮む。使用状況も寿命に関わる。コンシュマー用のHDDは24時間使用を想定しておらず、当然24時間ずーっと回転させていると寿命が速く縮む場合があるらしい。HDDも空き容量が少ないとフラグメンテーションが多発し寿命を縮めトラブルの可能性を増す可能性がある。
 棘で原因の一つとして提示されていたのが長時間の通電。シャットダウンをせずに運用し続けるとメモリリークでハングアップし、強制リセット掛けたときに開いていたファイルやストレージに大ダメージが加わるリスクだ。
 あ、あと、『実は壊れていたがその領域、そのアプリ、そのファイルを操作していないので破壊が表面化せず、卒論の時に久しぶりにアクセスして』という可能性はある。