ラノベブーム、1期2期3期

えー、全然改訂していない『公称250万部以上のラノベのチャート』。
1990年代初めの富士見Fとドラマガを主体としたスレイヤーズオーフェンという異世界FTブームがあるが、その火は一旦消えることになった(という印象)。
その後、ブギポを発端としてキノ、シャナ、とある人たちのいう『ローファンタジー』、現代学園異能ものが流行。ハルヒもその系列かもしれない(キシャーもね)。
さらにゼロ魔異世界転移モノで、ゼロ魔SSが後のなろうを準備した説があるがまあ。
2000年代後半にはとらドラあたりから伸長した学園ラブコメが増えてきて俺妹は「長文タイトル」の元祖ではないが普及の転機とも言われている(言うのはタダ)。
で、ゼロ年代の終わりオンラインで発表していた、SAOが電撃で刊行。大人気になる。次に2000年代の中頃、劣等生が『発見』され、作品だけでなくなろう!というプラットホームも着目。
『知る限りでは』俺ガイル以降、ロードス・スレイヤーズオーフェン・ブギポ・キノ・シャナ・ゼロ魔・禁書・SAOに比肩するような巨大タイトルはライトノベルプロパーからは出現していない。デート、冴えカノ、ストブラ、よう実などはヒットしているけどね。
2010年代中頃から、簡単にいうと異世界カルテット*1のアニメ化が続き、アニメ化で考えるなら2015年頃、作品の出版で考えるならその数年前を区切りにしてそれ以後をラノベブーム第三期と捉える人がいるのは理解できなくもない。

なお、部数は『ライトノベル単独』のものと、コミカライズ等を含んだ『関連書籍込』の場合があり、明記されない場合も多いのでなんとも。