『番号でお願いします』

南極百貨店の白熊コンシェルジュなら、
「セブンくれ」と言われたらメビウスライトを渡すのかもしれないし、東堂フロアマネージャーならお客様の顔を憶えてツキノワグマさんがきたら「セブンくれ」でメビウスライト、シロクマさんがきたら「セブンくれ」でメビウスをわたすようにと指導するのかもしれないが、コンビニのバイトの研修ならたとえ自分が毎日吸っていても「ショッポ」と言われたら「番号でお願いします」と返答するように指導する方がいいのかな。あるスーパーバイトは「マイセン」「はい、メビウスライト」「セッタ」「はい、メビウス」と対応できても、別のバイトはそんなん覚えてらんねとなると『なんでいつもと同じこと言ってるのに今日は出ないんだよ店長呼んで来い』となるリスクがある。


「黒か紺か」と訊かれた客に「NAVY」と答えた件、「紺」「NAVY」という点に限ってみればJISでは同一であるし、一般的には同一であるだろう。ただ、色の問題では「クリムゾンと書いてある服、店員が一般的には赤だと思って赤と答えたが、客が欲しかった赤はスカーレットだった」みたいな件は発生しうる。そうすっと、店長的には「ひとまずタグに書いてある色を回答しなさい」と教育していても不思議ではない。南極百貨店の白熊コンシェルジュなら、「当ブランドではねいびーと申しまして、紺色に分類されます。同じ紺色でも色味に違いがあるますが、どのような状況で使いますか?どのような服と合わせますか?あなたはVIA*1ですか?」と訊くかもしれないけどね。

 

*1:ベリーインポータントアニマル。チップセットメーカーではない