すでに速いAチップが改良を続ける理由

iPhone 15 ProのA17 ProチップはシングルコアスコアがIntelのi9-13900KやAMDの7950Xに迫るハイスコアであることが明らかに - GIGAZINE


(CPUのような)半導体は、プロセスルールを進化させると
速い(周波数を上げられる)
安い(同じ素子数であればダイサイズを縮小できるため、価格を下げられる可能性がある)
うまい(電力制御が)(より低電圧で動かせるため、発熱は低く電力消費量は下げられる)
と三拍子揃う。

まあ、この3つは相反する関係はあるのだが。


AppleのAチップは15の段階でも十分速いと思っている。では、性能向上を目指さずせいぜい価格低下と省電力にのみ注力したらいいのではないか、そういう発想も考えられる。それって、一時期のインテルのような状況… そりゃ、インテルの轍を踏まないようにスピードモンガーにもなるわな。


それはともかく、速度向上を図る理由を妄想してみる。

ゲームコンソールの代替

この速度で速度が向上すると、USB-Cでディスプレイに繋いでのカジュアルゲームは十分可能になるのではないか。家庭用テレビでUSB-C入力のあるのは稀有だと思うけど、今後は分からない。USB-C to HDMIケーブルなんかも考えられる。『iPhone ゲーミングエディション』なんて誰も買わないと思うが、iPhone自体の性能を底上げしておけばどこかで巨大なマーケットが立ち上がる。

AI

まあ、ぼくらAI。

動画編集

そんなに動画編集するかなあ。

MaciPhoneのシームレス化

 OSがどうこうって人がどんだけいるのか知らないけれど、[モバイルOS]+[PCOS]という分類から、[シングルユーザー モバイルOS+デスクトップOS]+[マルチユーザープロOS]みたいにするのかな。この場合、シングルユーザーOSのインスコベースは巨大になり、ほんでユーザーによる野良アプリインスコも規制すればアプリの売り上げも上がるし万々歳。
 とはいえ、ファイルベースのデスクトップOSをアプリベース、ファイルを隠蔽するモバイルOSに統合なんてできるのだろうか(タブレットOSはもうやってる説)

ソフトは後から付いてくる説

 これまでの話と類似しているが、新iPhoneを爆速にすればCPUパワーの平均は上がり数年後には想定CPUパワーも向上するので、よりリッチなコンテンツが開発され「iPhoneならサクサク、泥だとカクカク」となる可能性。