『原因』と『過失』

最近書いたかな。

歩道を歩いていて自動車に跳ねられた、青信号で横断歩道を渡っていて自動車に跳ねられた、これらの場合歩行者の『過失』はゼロである。ゼロだよね。ゼロになろう。
これが刑事的・民事的な『過失』である。たぶん。



これが、行政とか大学の統計分析では『ガードレールもなくマウントアップもされておらず、路肩を白線で区切っただけの歩道を歩いたのが事故の原因の一要素である』とか『深夜のこのバイパスはトラックが飛ばすので信号無視も多く事故の原因の一要素である』というかもしれない。


車道を歩いた、赤信号で横断した、そういうのであれば『過失』ってなるだろうけど、『過失ではないリスク要因』を『過失』と糾弾するような人は結構いるなあ。