この先生きのこる物語

https://www.shinbunka.co.jp/rensai/yasaizensen/yasaizensen16.htm

"印象的"で"長大"な物語を作成するのが業界の至上命題だと思われる。それも"安価"に。


正確にいうと、単に長大な物語は流行せず、印象的な短編は印象を残して消えていき、印象的で長大な物語がこの先生きのこるという順序だろう。

オリジナルなテレビアニメ(からの劇場版)というのが"印象的"で"長大"な物語の最適戦略だが、如何せん試行錯誤をするには高価である。なので、漫画(特に少年漫画誌)からのアニメ化が主流となっている。傍流としては、(J)RPG、エロゲ、ラノベ、ときて最近はWeb小説からの拾い上げをよく見る。とはいえ、転スラ並みのヒットは難しそうな印象はある。
別の流れとしては、アイマスラブライブというグループアイドルものかな。これは物語を生成する「システム」であり、これの構築に成功すれば打出の小槌状態なのだが…
ソシャゲというかスマホゲーは略。これもシステムではあるが、初期投資は大変。


しかし、この先はさっぱりわからん。オープンワールドなゲーム世界で自分なりの物語を構築するのか、Vtuberが演じる都度生成される物語を享受するのか、それともなろう!作家が原作を担当するWebtoonが覇権を握るのか、それとも君の知らない物語なのか。