デザインスパイラル

ジョブズの話でデザインがうんたら、と。デザインには「小さな」デザインと、「大きな」デザインがあって、


「小さな」デザイン<機能<「大きな」デザインみたいな関連性があるんじゃないカナ。あるんじゃないカナ ←栗が美味しい季節なので

「小さな」デザインは、アピアランスとかデコレーションとか。
「大きな」デザインは、グランドデザインとか戦略的デザインとか。敷衍すると社会設計とか。






「小さな」デザインと機能が対立する局面っていうと、

  • 格好良さを重視して、屋根を低く後ろ下がりにして、リアオーバーハングを短くしたら後部座席は狭く荷物も積めなくなった
  • 格好良さを重視して、操作ボタンを同じ大きさにして説明を最小限にしたら混乱者が続出。テプラだらけになった

みたいなところかな。



機能と「大きな」デザインの対立っていえば、これはAppleの独壇場。

  • 機能は低下するが、レガシーデバイスを切りまくる
    • iMacFDD
    • ODDを切り、USB-Aを切り…

mac.com、iTMS、ときて、iPhoneの公式ストアで結実した印象はある。




そうやって、「カッコいい」「美しい」プロダクトをつくり、同じデザインスタイルでブランドを構築することで高いブランドイメージを保持し、そんでプロダクトを使う人に満足感を与え、彼らがプロダクトを買い続けることでチップの設計やら製造工程に莫大な投資を行うことができ、それは良好なプロダクト体験に繋がる… っていうのがプロダクトとデザインとブランドの三位一体って奴だな。