映像の世紀、コピペ

映像の世紀 まとめ
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映像の世紀 第4集 より

いったい14年間もの間、政府はドイツをどこへ導いたのだ。
国家財政を混乱させ、おびただしい物品を浪費し、
何億とあった金はすっかり無くなった。
インフレーションという愚行を犯し、国が荒れ果て
不当な利子が外国から突きつけられた。
昔ならいかなる国家でも処罰されるほどの
高い利子も当たり前のことであった。

失業者は次々と増えた。
百、二百、三百、四百、五百、六百、七百万--
今日では七百から八百万人だ。
私は我が民族の復興が自然にできるとは約束しない。
国民自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は突然、空から降ってはこない。
すべては諸君の意思と働きにかかっている。
我々自身の国家のみが、我々自身の国民のみが頼りとなる。
ドイツ国民の未来は我々自身の内にのみ存在するのだから。
国民自身が国民を向上させるのだ。勤勉と決断と誇りと屈強さとによって
ドイツを興した祖先と同じ位置に上ることができる。

                             ――映画「ドイツ国民の呼びかけ」

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 ワイ、老害なんで改変したくてたまらないのだがやめておく。10年ほど前、似たような論説が巷にあふれていた。当時のドイツはインフレと失業、10年前の日本はデフレと円安と失業である。

人々はナチスに対し、全く無批判でした。「精神の自由」など大多数の人々にとっては、価値のある概念では全くありませんでした。//ヒトラーが失業問題を解決したことこそ、私達にとって重要な点だったのです。
                          ――ドイツの元社会民主党員の手記より

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そう。失業問題を解決したことこそ、私達にとって重要な点だったのです。



映像の世紀 第9集 より

それは、ひどく不気味な光景だった。 アメリカという国は、ベトナムの泥沼を這いずり回って暮らす数十万の我々全員よりも、月面にいるたった二人の男のことのほうをずっと心配していたのだ。 得体の知れない感情がこみ上げてきた。

――ベトナム前線の米兵の手記