映像の世紀 9月5日から。

http://www.nhk.or.jp/special/digitalremaster/

9月 5日(土)午後1時〜2時14分 第1集 20世紀の幕開け
9月 6日(日)午後1時〜2時14分 第2集 大量殺戮の完成
9月12日(土)午後2時〜3時14分 第3集 それはマンハッタンから始まった
9月12日(土)午後3時20分〜4時34分 第4集 ヒトラーの野望
9月20日(日)午後2時〜3時14分 第5集 世界は地獄を見た
9月20日(日)午後3時21分〜4時34分 第6集 独立の旗の下に
9月23日(水)午後2時〜3時14分 第7集 勝者の世界分割
9月23日(水)午後2時20分〜4時34分 第8集 恐怖の中の平和
9月26日(土)午後2時〜3時14分 第9集 ベトナムの衝撃〜アメリカ社会が揺らぎ始めた〜
9月27日(日)午後2時〜3時14分 第10集 民族の悲劇果てしなく
9月27日(日)午後3時20分〜4時34分 第11集 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和

映像の世紀ガイドライン テンプレ集
http://www.glooth.com/eizo/

第4集

人々はナチスに対し、全く無批判でした。
「精神の自由」など大多数の人々にとっては、価値のある概念では全くありませんでした。
ナチスに疑いを差し挟むと、次のように反論されました。
ヒトラーが成し遂げたことをぜひ見て欲しい。
我々は今ではまた、以前と同じように大したものになっているのだから」
ヒトラーが失業問題を解決したことこそ、私達にとって重要な点だったのです。

                          ――ドイツの元社会民主党員の手記より

第9集

それは、ひどく不気味な光景だった。
アメリカという国は、ベトナムの泥沼を這いずり回って暮らす数十万の我々全員よりも、月面にいるたった二人の男のことのほうをずっと心配していたのだ。
得体の知れない感情がこみ上げてきた。

                       ――ベトナム前線の米兵の手記