「事件は現場で起こっているんじゃない。会議室で起こっているんだ!」
有名な台詞を捩った某氏の台詞。最初に聞いた時には感動した。
解説はいらないと思う。
事件は、会議室で「それは事件にはあたらない」と決定されれば事件ではない。
ミリタリーパーカーを来た刑事が犯人を取り逃しても「今年の検挙率」が上がればオッケー。
ミリタリーパーカーを来た刑事が犯人を捕まえて皆が笑顔になっても「犯罪件数」が上がれば自治体警察全体としてけしからんということになる。
そんなの。
エヴァンゲリオンとライトノベル
1995/10-1996/03 放映の"新世紀エヴァンゲリオン"、巨大な作品であり多方面に大きな影響を与えたことを否定する人は少ないと思う。
日常のすぐ隣で進行する巨大な陰謀っていうのはセカイ系として一定のジャンルとなったし、第二次ラノベブーム*1を牽引したブギポ・シャナなど学園異能もその流れかもしれない。
オカルトや科学の用語・概念を寄せ集めた「ブリコラージュ」は、月姫(2000/12)や"とある魔術の禁書目録"などに引き継がれている。でもまあ、オカルトや科学の用語・概念を寄せ集めた「ブリコラージュ」っていえば、1995年3月20日に地下鉄サリン事件を引き起こしたオウム真理教かなあ。
※「ブリコラージュ」的な作品っていえば、諸星大二郎の暗黒神話・孔子暗黒伝などがあるし、百億の昼と千億の夜、もそうかなあ。