どっかの話と、司法の話

 警官が、街で「あゃしぃ」と思った人に声を掛けるのは*1ベテラン警官のカンで十分だが、「参考人として、任意で警察に同行をお願いできないですかね」とか、逮捕とか立件にはそれなりの証拠が必要で、当然、刑事事件で有罪判決を出すには結構な証拠が必要だったりする。ついでに、無罪であるためには無罪を立証せずとも、「有罪の証拠が充分揃わない」でもOKだったりする。
 なんで、某所の話をみていると、「奴が犯人だ。逮捕しろ」「えー、証拠不十分で不起訴になったんじゃ」「犯人が次の犯罪に手を染めたらどうする」「だから公判を維持するだけの証拠が」「物的証拠が無いだけで犯罪者を放置するのか」「奴が犯罪するところ見たの?」「見てないが奴が犯人だ」みたいな雰囲気を。

*1:実録!警察24時間!!みたいな番組でしょっちゅうやる