最近の自炊

自炊ブームはすっかり終わった印象がある。
10年ほど前までは移行期で「紙書籍」をたくさん揃えていた人が電子化を進めていた時期であり、「自炊代行業」花盛りであった。
当時は紙書籍での発売から遅れて電書化されたり、電書化自体されないことも珍しくなかった。そのため、「書籍買ったら直ぐに自炊しタブレットで読む」なんていう自慢をする人もいた。
そして、「紙書籍を抱えていた電書派」は移行を完了。電書派は、その後KindleやらBookWalkerやらで『書籍』を購入するようになったのだろう。
「断然紙書籍派」は昔も今も紙書籍を買い、自炊はしない。
一部の人のみ自炊に勤しんでるという推定だ。一部の人として…

  • 「遅れてきた電書派」
  • 「裁断済み書籍を売っぱらう派」
  • 「透かしが入ってる可能性のある電書でなく書籍を炊いて違法アップし小銭を稼ぐ派」
  • 「教科書を炊いて仲間でシェアする派(そして裁断済み書籍は売っぱらう)」
  • 「18禁漫画も同人誌も電書販売されないんだもん派」

なんかが考えられるか。


さて、古いfj-5530を購入。A3縦もしくはA4横がスキャンできる業務用に分類されるスキャナである。
カタログでは猛烈な高速スキャンが可能になっているが、USB 2.1接続のせいか、それとも設定の追い込みが甘いのか実速度は今ひとつ。
B5横、24Bit jpeg 300dpiで 15枚/分っていったところ。

ScanSnapと違い、駆動はTwain。
"Area61 スキャナーショット"というオンラインソフトを使い動かしている。

TWAIN対応スキャナから画像をキャプチャ ADFからの連続取り込み/多種レタッチ/切り抜き機能を搭載

画質については、まあ、アレだがペーパーハンドリングがすげぇ。
漫画や雑誌数冊スキャンしたが重送噛み込みゼロである。
糊が付着する可能性のある背側を下にして横置きしてるのが有効に働いてるのかもしれない。