システムコンポに花束を


このシスコン、RP(レコードプレイヤー)がついてるってことは結構昔、1990年以前という雰囲気。

オーディオのことはよくわからないけど、
増幅には真空管トランジスタ、チューニングにはバリコン、配布メディアの再生にはRP、録再生にはCTR(カセットテープレコーダー)を用いる時代にはこの大きさが適切だったのかもしれない。
アンプが低能率だった時代は、高効率な大口径SP(スピーカー)が適切だった。


フラッシュメモリが高価だったり、CPUパワーが乏しかったり、通信回線が細かった2000年頃*1と違い、今はiPhone 11も64GB,128GB, 256GB。最廉価な64GBでも、CD無圧縮で100枚は入る。通信量気にしなきゃ、HDストリーミングだってOK。
頒布メディアとして物理メディアを使い、コレクションとして物理棚を使う以外の選択肢が増え、リスニングルーム以外にNASを置き、ネットワークプレイヤーで聴取するなんて人もいるようだし。




オーディオには憧れるが、オーディオフェアで聴いたようなシステムを構築するには、まず家を建てる必要があるのでな…。

*1:第1世代iPod 5GB ホワイト FireWire 2001年11月17日 47,800