紙を綴じるファイルの種類

容易≒良好>可能>>困難

  • 穴をあける
    • フラットファイル
      • 厚紙を折った台紙に、合成樹脂製のバンドが付いていて、金属もしくは樹脂製の留め具を固定。閲覧は困難、書類の追加などのランダムアクセスは困難、安価で大容量まで許容。紙表紙のものは廃棄性が良い。
    • リングファイル
      • リングで固定したもの。薄いものは○型、厚いものはD型。ロック付きや無しのものがある。閲覧性や書類の追加は良好。ロック無しのものは自重で脱落の恐れがある。リング途中にクリップを追加することで、脱落防止を計ったものも。
    • パイプファイル
      • 2本のパイプとバーの付いた留め具の組み合わせ。リングほどでないが、ランダムアクセス可能。よく知らないが、リングファイルより頑丈なため保存にいいのかもしれない。
  • 穴をあけない
    • クリアホルダー
      • 多ページのクリアファイルと区別するために、クリアホルダーと書いたほうがいいかな。
    • Z式ファイル
      • 留め具をバネで押さえる。当然、重量過多だと脱落。閲覧性にはやや難。
    • スライドファイル
      • 合成樹脂製の二つ折りのカバーを、弾力のあるクリップをスライドさせて挟む。5〜10枚程度の資料を配布するときにステープラーやゼムクリップ、ダブルクリップで固定するより見栄えがする。上下にスライドさせる方式以外に、背の中心部分に左右に動くクリップが備え付けられていて、それで挟むものもある。
  • フォルダー
    • フォルダー
      • 二つ折りにしたインデックス付き厚紙が基本。通例、ファイルボックスとかキャビネットと併用する
    • ハンギングフォルダー&ハンガー
      • 引き出し等にレールが設置、もしくは引き出しの側板がレール準拠となっていて、ノッチ付き金具からフォルダがぶら下がる。通常のフォルダよりファイルボックス内での閲覧性に富む。
  • 素材など
      • 2穴
        • 固定性は悪いが、パンチは安価。ガイドつきのものは大量に穿孔する場合に便利。閉じていないペラ紙を2穴リングファイルなんかに入れてハードに使うと穴が破れる。
      • 3穴
        • 2穴の5割増しの性能…なのか? 海外製品に見られるが使用経験なし。
      • 4穴
        • ファイル、パンチとも2穴と30穴の中間。コピー用紙のペラ紙でも閲覧性は悪くない。あと、穴のピッチは2穴と共通なので4穴ファイルで保管し、2穴ファイルで保存という使い方も可能。入手性は悪い。
      • 30穴
        • ルーズリーフノートに使われる。パンチは高価であり、十数ページの製本されたリーフレットを穿孔したり、百ページを超える書類に穿孔するにはプロ用の電動穿孔機が必要な印象はある(見たこともないけれど)。
    • 素材
        • 安価で廃棄しやすい。耐久性に欠ける薄めの紙は耐久力に劣る。圧縮パルプみたいなのは耐久性も良い。しかし、金属金具付きのものはどうしよう?Zファイルとか。
      • 布張り金属縁
        • コクヨの帳簿用ファイル。高いが帳簿用に。
      • 厚紙芯塩ビ貼り
        • 経年変化でワヤに…
      • 金属
        • 構えれば盾になる。投げれば武器になる。