りそうの市役所

えー、東京都庁舎のように、土地が高いところなら、高層化が必須なのだろう。ただ、高層ビルだとエレベーターが断面積の少なくない面積を占めるようになり、効率が低下する。
よく知らないけど、20階以上になると、高価な高速エレベーターを導入する必要もあり、床面積当たりのメンテ費用も上がるのではないかな。
んで、これが町とか村役場くらいだと、2階建て程度が普通のようだ。


それを考えると、群馬県庁の33階建ては、どうも高すぎ感はある。
宮城県の県庁は18階建て、千葉県庁は20階。


千葉市役所は、建て替えで
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24043480Z21C17A1L71000/

新庁舎の建築面積は約6800平方メートル。鉄骨造の高層棟(地上11階・高さ約53メートル)と低層棟(地上7階・高さ約32メートル)の2棟をL字型につなげて建設し、延べ床面積は約4万9400平方メートル。主に職員の執務室で構成される高層棟の4階に市長室、千葉都市モノレールと接続する低層棟の5階に議会を置く。

と、11階なので、著しく高層ってわけではなさそう。

 1970年に完成した現在の庁舎は、東日本大震災で全階にひび割れが生じるなど耐震性能の低さが問題となっていた。市は2013年度に建て替えの検討を始め、整備計画を検討していた。

 現在は市の一部部署が民間施設を借りて業務を行っているが、建て替えにより全部署が集約され、民間施設に払っていた年間2億1000万円の賃借料を削減できる。維持管理費や光熱費なども含めた庁舎全体のランニングコストは、現庁舎と比べて年間4億7000万円の削減が見込まれるという。

これだけ考えると理がなくもないが、

 ただ300億円を超える多額の事業費は、市債残高が1兆円を超す市財政にとって軽い負担とはいえない。

結局はこれ。