また例によって二次差別

高次差別・多次差別?


簡単に言うと、「俺に差別心は無いが、被差別者を雇うと、客が不快に思うので結果として被差別者を雇用しない」っていうアレ*1
(飛行機の客室乗務員に女性のみ募集するのも、産婦人科の看護師を女性限定で募集するのも、そういう意味では二次差別になるのだが、面倒なので言及しない)
その応用で、「被差別者の性的指向を本人の意図によらず公表した。"性的指向"は、どのようなものであっても本来中立的なものである。それによって差別を受けるのは社会が悪いのであって、公表した当方が悪いわけではない」っていうのがあった。


前者は、社会が差別的であろうと、それを無視すべきという事例であり、後者は、差別的社会を無視せず行動すべきという事例なんで、使い分けがちょっとむずかしい。

*1:一応、差別主義者の単なる言い訳っていう可能性は残しておく