"恋愛や結婚を「コスパ悪い」と避ける男子増加 「日本が終わっていく予感」の声も"

https://news.careerconnection.jp/?p=12860


ちょっと検索したら、

恋愛経済学
http://www.amazon.co.jp/dp/4594063411
って本があった。著者は…「勝間 和代」だ。


費用に対する、恋愛・結婚の「効用」が低い、もっというと、恋愛・結婚から得られる「精神的充足感」が低いって話と、恋愛・結婚するときに相手に提供する非貨幣的サービスを高く見積もる*1


このへんの状況の倫理的評価はさておき、以前書いたエントリーでないけれど、
「差別的構造で女性を家庭に従属させ、男性が社会で働き賃金を得る代わりに、女性を家庭内役務に従事させる」
構図は壊れつつあるので、
「社会構造によらずとも、異性(に限らないが)と繋がりを持つスキルを涵養する」
以外の選択肢はあまりなさそうだ。
「労働(その他)で得た貨幣で消費資本主義に適合し、恋愛や結婚によらずとも「精神的充足(≒承認欲求の満足など)」を得る」
という生き方は、福祉の拡充・消費税増税というEU的社会構造への移行が予想され、事実上の「独身税」が課せられると厳しくなりそう。
所得税の課税対象となる貨幣収入で、消費税の課税対象となる商品の購入による「充足」はコスパが悪く、福祉とかBIとか補助金とか、そういうもので得たささやかな貨幣で軽減税率が適用された肉や野菜を購入し、家族や仲間と河原でBBQ、ウェーイ

*1:他者に役務を提供する状況の考察はあまり見たことがないなそういえば。「結婚の効用は低く、逆効用は高い」って表現かなあ。よくわかんないや。