"日本のシンガポール化について"

http://blog.tatsuru.com/2013/08/20_1116.php
大国っていうのがある。
米・英・仏・独・日、昔はソ連超大国として米国と対立していたけど、解体して超大国の座を降り、中国は、人口と経済規模と土地の広さは大国になった。昔は、墺が大国だったけど、WWIで解体して消滅。5000万人を超える人口、2兆ドルを超えるGDP、それを背景とする軍事力(某国には軍隊が無いので防衛力)、っていうのは世界情勢で無視できないパワーとなってる(某国は無視されることが多そうだが)。


もし、東京都が「東京帝国」「東京民主主義人民共和国」として都内の個人・企業の財産を受け継いで独立したなら、シンガポールのように効率的な都市国家となるだろう。高齢化が進んだ地方を切り捨てることができれば、財政は改善。環境問題も生じないため、羽田空港24時間化も、拡張も問題なし。有利な東京円を求めて、千葉埼玉茨城から、パスポートを持った労働者が月に30万 日本円(≒10万東京円)の月給で働きにくる。労働問題は(経営者にとって)解決することになる。そうすれば、一人当たりGDPは向上し、ある種の人が好きなシンガポール化は成就するが、「アジアの大国としての日本」は消滅するのがなあ。