"第14回 ディスクを仮想化する記憶域プール機能 (1/3)"

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1301/10/news103.html

記憶域プール

複数の物理ディスクをまとめて1つの大きな仮想ディスクとして扱う機能。ディスクの実容量や組み合わせ方法、接続インターフェイスSATA、USB、SASIDEなど)によらず、ユーザー側からは1つのディスクに見える。一度作成したプールに対して、後から動的に物理ディスクを追加したり、故障したディスクを取り外して交換することも可能

シン・プロビジョニング

シン・プロビジョニングとは、ドライブ・サイズを仮想化し、実際の容量よりも大きなサイズとして見せる技術。ディスク・システムに対する初期投資コストを抑えながらも、需要(実際に使用しているディスク・サイズ)に応じて物理ディスクを順次追加できるようになる。ディスクを追加してもシステム構成の変更作業などは不要

よくわからないけど、メインメモリ管理が仮想化され、「メモリ不足で起動できません」というエラーが減ったことを思い出した。旧来のRAIDは、物理ドライブに拘束され、最大容量は物理ドライブとその台数に準じ、そしてその容量は再構築なくして増加させることはできない。RAID10の場合、ミラーリングとなる組はRAIDを構築した時点で決定されるが(時と事情によるだろけど)、このWindows8の記憶域の双方向ミラーでは、256MBごとに動的に決定されるようだ*1

*1:えー、たとえば、4台のRAID10の場合、0A-OBのペア、1A-1Bのペアでそれぞれミラーリングがなされ、[0A-OB]、[1A-1B]でストライピングが行われると思ってる。ので、片方ずつ、[0A-××]、[1A-××]という二台の障害はなんとか許容されちゃう気がする。当然、[××-××]、[1A-1B]という障害では駄目だが。一方、動的にミラーリングが行われる「記憶域」では、二台の障害は何かしらのデータ損失を引き起こす筈