北朝鮮による韓国砲撃に関する諸問題

"〔延坪島砲戦〕朝鮮学校の生徒に嫌がらせ多発で集団登下校"

http://alcyone.seesaa.net/article/170714320.html

朝鮮学校襲撃事件に対する、国連・人種差別撤廃委員会の見解:2010年3月頃

11.締約国が行なった説明には留意しながらも、委員会は、条約第4条(a)及び(b)に対する留保を懸念する。委員会は、朝鮮学校に通う子供たちを含む諸集団に向けられた、あからさまで露骨な発言および行動の継続的発生と、特に部落民に対して向けられた、インターネットを通じた有害な人種主義的表現および攻撃についても懸念を持って留意する(第4条a、第4条b)。


 委員会は、人種的優越又は憎悪に基づく思想のあらゆる流布を禁止することは意見・表現の自由と整合するものであるという見解をあらためて述べ、この点で、条約第4条(a)及び(b)に対する留保を維持することの必要性について、その適用範囲を狭めること、できれば留保を撤回する方向で検討するよう、締約国に奨励する。委員会は、表現の自由についての権利の行使には特別の義務及び責任、特に人種主義的思想を流布しない義務を伴うことを想起し、締約国に、(第4条は、その規定の非自動執行的性格からして義務的性質を有するとした)委員会の一般的意見第7号(1985年)及び第15号(1993年)を考慮するよう、再度呼びかける。委員会は、締約国に対して次のことを勧告する。


(a) 第4条の差別禁止規定に全面的効力を与える法律が存在しない状況を是正すること。


(b) 憎悪的・人種主義的見解表明〔manifestations:デモ等の示威行為を特に指している可能性もある〕に(特にこれらを調査し関係者を処罰する努力を増進させることによって)対応するための追加的ステップをとることなどを通じ、関連する憲法上・民事法上・刑事法上の規定が実効的に実施されるようにすること。


(c) 人種主義的思想の流布に対抗する感性強化・意識啓発キャンペーンを行ない、また人種主義的動機に基づく犯罪(インターネット上のヘイトスピーチや人種主義的プロパガンダも含む)を防止すること。

http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20100316/p1