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『テルマエ・ロマエ』の面白さは、
「お嬢様が、貧乏不良の主人公にデートで連れていかれた先でラーメンを食べて感動する」
なんじゃね、と思ってた。
「大富豪が、ふとした拍子に入った庶民の長屋を気に入って、大邸宅の室内に、長屋と縁台を再現する」
とか。
銭湯で飲む牛乳、がそうだけど、「庶民文化」といえど、高度なテクノロジーの上に成立している。普段気づきにくいことに気付かされる比較という。
もちろん、これがキケンなトンデモ優越感なら、まあ、そうなんだろう。
