"凋落した福祉国家スウェーデンの惨状"
「犯罪の実態はまさに質量ともに犯罪王国と呼ぶにふさわしいほど」で、刑法犯の数はここ数年の平均は日本が170万件、スウェーデンは100万件。
http://ameblo.jp/sanntyan/entry-10150031629.html
日本の人口はスウェーデンの2倍ではない、17倍である。10万人あたりで、強姦事件が日本の20倍以上、強盗は100倍以上である。銀行強盗や商店強盗も多発しているという。10万人あたりの平均犯罪数は、日本の7倍、米国の4倍である。
犯罪率の国際比較
犯罪が多い国かどうかを各国の犯罪統計(公式的な業務統計)の結果から比較することは、各国の法体系上、軽犯罪をどこまで含めるかが異なり、また、どうせ捕まらないと考えている犯罪を被害者がどれだけ訴えるかが国によって異なるので難しい。一番効率的な比較方法は、直接、一定の期間に一定の犯罪の被害を受けたか共通の質問票で調査することである。こうした調査である「国際犯罪被害者調査」(国連地域間犯罪司法研究所(UNICRI)と国連薬物・犯罪局(UNODC)によって実施)に多くのOECD諸国が参加しており、ここではその結果をグラフにした(データはOECD Factbook 2006・2009による)。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2788.html
UNの犯罪統計
英語なので読めない。しかもPDF。
http://www.unodc.org/pdf/crime/seventh_survey/7sc.pdf
OECD Factbook 2009: Economic, Environmental and Social Statistics -Quality of life -Security-Victimisation rates
http://puck.sourceoecd.org/vl=21680357/cl=33/nw=1/rpsv/factbook2009/11/04/01/index.htm
英語なので読めない。
*1:「なお、一般論として、犯罪発生件数やその増加を取りまとめるのは、犯罪の取締当局(警察)自体であり、犯罪統計の発表の仕方も予算獲得のため犯罪の増加や警察官の不足、国民の安全確保ニーズを強調しがちとなる傾向があると見た方がよかろう。そうした意味からは、ここでふれたような調査統計の数字は貴重といえよう。私が農業経済学を学んでいたときに教わったのは、統計については、真実の把握のためには、業務統計はダメで調査統計でなければならないということであった」
*2:すべからく、上記に賛成ということではなくて、エヴィデンスレベルがあって、地域を分けた前向き研究から、専門家の体感治安まで、信頼度の大小はあるけど是非じゃあない、という見解。べし。