教育問題

http://d.hatena.ne.jp/md2tak/20091121/p1

留年させろ
教科書分厚くしろ
論理的な思考力は人格に影響する

の三題。

この場合、マクロな「人格教育」と、ミクロな「具体科目の教育」を、分けて考える必要はあるな。

lakehill education 『事実に基づいた経営』の孫引きになるけど、米国の55件の調査によれば、落第させられた生徒は進級させた生徒に比べて成績も悪くドロップアウト率も高いそうだ。つまり留年させるよりは補修とかで補った方がマシ

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/md2tak/20091121/p1

 留年は、人格的影響が大きい、という。


 ドロップアウトへの恐怖により生徒を駆動し、生徒の保護者にリソース投入を促すというのは、もう無理っぽい。単位制として、クラス運営を緩いものとし、単位制授業とする、つまり、同じ○年○組でも、「解析2」を受講する人もいれば、「こくご ちょうぶんどくしょ」を受講する人もいる(それらは、15人程度)、という手法で、ドロップアウトを減らし、かつ、身分の差を(あまり)可視化しないことができそうだけど、ものすごい(いろいろな意味での)コストがかかりそうなので、まあ、無理だろう。


 授業を半期、とかにすれば、よっぽどの奴が単位を落としても、次の半期で、ランクを落として再挑戦、とか簡単だしね。