滑稽なこと。

以下の洞察は特に秀逸だと膝を打ちました。

国語の授業がどことなく滑稽な感じがするのは、ちょいワルがニヤニヤ笑いながら書き、仲間内で回し読みし、暗い喫茶店や飲み屋で笑い転げて楽しんでいた文章を、白昼の教室に引っぱりだして、難しい顔をして一語一語「この表現は、こんな意味じゃないか」と解釈を重ね、辞書をこまめに引き、板書に内容をまとめ、板書を写し、「筆者は何を言いたいのか」などとマジメに論じているからである。

http://imai-hiroshi.at.webry.info/200812/article_2.html
http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081204/p1

 当たり前のこと、感じれば分かること、を、難しい顔をし、マジメに論じている人が滑稽なのか、
 非言語的には当然のことを、その「当然さ」を、言語化しよう、させようと苦心している人達を笑うひとが滑稽なのか、
 ちょっと気になる。