"教育の重要度は増すのになぜ学校は退屈なのか"

学校はもはや新しい世界への窓ではない。唯一の教育の場でもない。古びた代用品にすぎない。なぜなら幼児でさえ、テレビなどを通じて生々しく外の世界を見ている。今日の電波、通信、メディアはその方法と形態において、コミュニケーションの達人であるからだという。

「子供たちはなぜ学校が退屈きわまりないのか、息が詰まるだけのところになっているのかを知らない。しかしテレビの水準に慣れ親しんだ彼らは、今日の教え方では受けつけない。許された唯一の反応が勉強をしないことである」(『断絶の時代』)

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 えーと、子供の頃、円の面積の話があった。イヤな子供の私は、公式は覚えていたが、実感を持ったものではなかった。あるとき、先生が、おもちゃをもってきた。円盤状で、留め金を外すと、ケーキのピースのような、円の一部が円周でつながる、というもの。で、櫛の刃状のものを、半分にして重ねると、円周の1/2×半径、の長方形(のようなもの)ができる。私は、それで納得した。
 あと、難しい事項として、理科の日照問題がある。自転公転。それなんか、地球儀とスポットライトがあれば分かりやすいのにな、と、いつも思ったものだ。