私にとっては気休めでも。

ところで、シミュレーションしてて驚いたのは、そもそも車体自体の形状だって、割とどうでもいいというか。時速100km以下なら丸でも四角でも大差ない。なるほど、トラックやハイエースが当たり前のように高速道路を走るわけだ……。じゃあモデルを風洞実験したりするのは何のためなんだ? 気休めか。

http://deztec.jp/design/07/11/30_science.html

 私が、シミュレーションしているわけでも、風洞実験しているわけでもないけど。


CD値の比較についてはこちら。

つまり、空気抵抗は次のように考えると良いとおもいます。

 ★CdA値が効く 空気抵抗=(1/2)密度×速度の2乗×CdA
 ★車体後端の剥離渦が効く 剥離渦が車体後端に、どの程度、再付着するかどうか

 ということで、見た目は、下記のようになりますが、車体形状にあまり関係ありません。

 (見た目の良い空力形状) クーペ(最良)>セダン>ワゴン(最悪)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313328343?


本田のハイブリッド車インサイトは、良好なCD値を実現するために、リヤホイールハウスにカバー施し、車体後端を絞ったデザインになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88
もちろん、プリウスに燃費で勝つためだ。実用ハイブリッドで遥かに先をいくプリウスより、劣った車は出すことができなかったのだろう。


 風洞実験の目的は、風切り音の検出、低減もあるとは思う。まあ、気休めだろう。人間、100年も経てば、車が煩くても静かでも死ぬ。1000億年も経てば太陽系も滅びる。車のCD値なんて気休めだ。人間なんてこんなものですよ。



そうそう。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1545266.html?ans_count_asc=20
でも触れられているけど、CD値は、前投影面積に掛ける係数なので、投影面積が大きければ、同じCDでも絶対的な空気抵抗は増える。