我々のOSには、裏切り者探索モジュールが実装されている、という仮説

こんなんとか
http://edhs.ri.aoyama.ac.jp/~susan/mt/papers/jcss21.pdf


4枚カード問題とか。

 なかでも人が他者とどのように信頼しあうのかを探ることは、共同行動を発展させてきた人類史を探る上で重要なテーマの1つだ。不特定多数の人を救うために献血を行い、また自分に輸血が必要な際にはその恩恵にあずかるなど、互恵的利他行動は動物行動学の大きな特徴だが、その条件は以下の3つにあると言われている。
1)特定の個体間の社会的関係が長期にわたって続く、半ば閉鎖的な集団で生活している動物であること。2)動物が互いに個体識別し、過去にどのような行動のやりとりがあったかを記憶できるような何らかの認知能力を持っていること。
3)行為者がこうむる損失よりも、行動の受け手が受ける利益の方が大きいこと。
 この条件の中で、人の互恵的利他行動は進化してきたというのだが、ここで注目されるのは、恩恵だけを得ようとする裏切り者に対して、それをいち早く発見するような心理メカニズムを持つように強い淘汰が働くようになったということだ。

http://72.14.235.104/search?q=cache:CbISVSUrhm8J:www.bund.org/opinion/1074-4.htm

 文明の進歩により食物が手軽に得られるようになると、エネルギーを蓄積する機能が、生存に不利に働くように、互恵的利他行動が、生存に不利に働くようになってきたのね。