思考中

 なにか返事をしなければ、と思いつつも、どういう立場で返答するべきか悩む。
 とりあえず、私の、今のところの立場としては、皆で自重すれば法規制の少ない世の中でいられるのではないか、ということ。
 法律に書いてないことはやっても規制の対象にならない、罰則規定の無いものは、罰則をうけない、という、法治国家とは反するけれど。
 ゼロヨンだってやりすぎると、地面にバンプ貼られるし、煙草も、他人のいるところに煙を流し、所かまわず押し付けるから公共禁煙になる。
 なので、自律キモイ、自主規制キモイ、という、規律や規制の内容そのものではなく、自律や自主規制、それ自体を非難の対象とすることには、反感を持っている。
 ただ、こういう一般論でなくて、もう少し具体的に、規制の前提となる、社会の風潮それ自体が「不当」であり、社会の風潮や現行の法制度それ自体が改められるべきであり、そのためには触法、世間との対立(や、それによる規制の強化)も辞さない、というのであれば、一定の評価はできるかもしれない。この、取った行動に対比して、現行体制が不当であるとの前提であれば、「行動した人間を攻撃するべきではなく、攻撃すべきは、規制を行った官庁であり、社会の世論である」と考えるのは、正当ではあるだろう。