嗜好の変化

http://d.hatena.ne.jp/hajic/20060406/p1


子供は、砂糖の甘みが好きだ。チョコ、ケーキ、果物。
青年は、炭水化物に満腹する。ご飯、ラーメン、スパゲティー
若者は、脂肪が好きだ。カルビ、唐揚、トロ。
○年は、アミノ酸の旨みが好きだ。昆布〆、鰤大根。
×年は、核酸の味わいを求める。数の子イカカラスミキャビア



 ○○なんて、不味くて食えなくなった、と嘆く人は、時代が変わったのか、自分の嗜好が変わったのか、よく考えてみるといいかもしれない。あと、「山の上で食べる塩おにぎりが一番美味しい」と無邪気に嘯く人間は、目の前に塩おにぎりが出されると、「こんなもんくえるか」、と投げ捨てそうな気もする。「味の良し悪し」なるものを定義している人間はあまり周囲に見かけられず、価格あたりのカロリー量とか、新奇性とか、脂肪の量とか、塩の量とか、砂糖の量とか、ブランドとか、価格とか、そういうものを評価しているのかもしれない。




 あと、お菓子やさんで、子供向きのお菓子を作って有名になると、お子様の相手はコリゴリだぜ、と大人相手の商売を始める人もいれば、俺はお子様に喜んでもらうお菓子を作り続けるぜ、という人もいるっぽい。