オタクカルチャーの前衛をケイタイ小説が担うか

"ケータイ小説の話をまとめてみる"

http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20061109/p1
 オタ、というか若年向けコンテンツの前線は、
 小説→マンガ→アニメ→家庭用ゲーム→エロゲ→ラノベ→いまこのへん
 こんな経過を辿っていると思います。あ、もちろん、主役は、昔もイマも、少し未来も、地上波アニメというのは変わらないでしょう。
 これは、「物語の起承転結と、キャラクター性を兼ね備えたコンテンツを製作する」ためのコストは「メディア」が洗練するにつれて高価なものになり、試行錯誤が困難になるためコンテンツが硬直化し、新たな試行錯誤は新たな「メディア」で行なわれる。そんな風に認識しています。
 ただ単に、文字を読むメディア、と考えるとケイタイは好きになれませんが、安価で配信できることを考えると、

  • ライトノベル新人賞佳作レベルの作品を部分配信
  • 好評なら、続きを有料配信
  • 好評なら、メシタノム、じゃなくて絵師を依頼
  • 好評なら、文庫で出版

 みたいに、初期のリスクを軽減できるかもしれません。そんななかで、ケイタイの画面に最適化された、新しい文字コンテンツが生まれているのかも、しれない
 のだった。