読者はなかなかお金を落としてくれないので、”作者”からお金をとってビルを建てた話

http://d.hatena.ne.jp/bullet/20040925#p1

そのライトノベルコーナーで、先月までの新刊が並ぶ、いわば準新刊コーナーにあたる平棚の一角に、5冊分ほど「ぶんりき文庫」なる初耳のレーベルが置かれるようになっている。表紙はマンガ風の絵で、ぱらぱらとめくってもやはりラノベ的な文章なんだが、絵は一昔前のラノベ(80年代中頃までのソノラマ文庫)という感じで古臭く、装丁も非常に簡素(言ってしまえば安っぽい)。ググっても、公式サイトすらない


http://www.bungeisha.co.jp/genkou/nagare.php

そこで弊社では、直接書店と交渉して当該書店を指定、それから取次店に
本を納めるようにしています。こうした書店を弊社では「特約店・協力店」と呼んでいます。これにより、必ず一定期間、書店の店頭に本を陳列することがお約束できるようになりました。これは、出版流通として画期的なシステムであり、各方面から注目を集めています。


http://www.dgcr.com/cgi-bin/backnumber/back.cgi?mode=right&year=2004&month=10&day=27

また、お客と作家の逆転現象なんて、インターネットではすでに当たり前である。自分の意見を読んでもらうために、喜んでお金を消費する人々こそが、もっとも新しい時代の「お客様」なのかも知れない。