"ポストキャラゲーの世界"

http://blog.livedoor.jp/mimatsuya/archives/50142320.html
via カトゆー家断絶

 こういうことを考えるようになったのは、スクールデイズの存在が大きいです。あれは異色のゲームとして結構注目されましたが、過去の異色ゲームとはまた違う何かを感じました。同じような注目をされたものとして、君が望む永遠があります。自分を含め多くの萌えゲーマーの心に傷と記憶を残したゲームだった訳ですが(笑)、あれはあくまで、キャラゲーの中の異色作、という感じでした。キャラ萌えばっかりで肝心のシナリオが薄っぺらいという当時のゲーム界の中で、異色のシナリオをぶつけてきたために、多くのゲーマーに支持された作品であって、君のぞ以後他のゲームのシナリオの練りが一段と増したのは間違いないと思います。

キャラ(萌えキャラ、プロトキャラクター)の強度が要請された時期から、ふたたびシナリオ重視への揺り返し、というかぐるぐるらせん状に進化していると解釈している。