はじけたゆとり教育

http://www.asahi.com/science/update/1228/003.html


 「学力低下対策で理数科目の授業を減らす先進国は日本だけ」。日本数学会、日本化学会など理数系学会が連名で27日、中央教育審議会(鳥居泰彦会長)にあてて、総合的学習などに代えられた理数科目の授業時間復活を求める提言を提出した。日本数学会の浪川幸彦名古屋大教授は記者会見で「生きる力を育てる趣旨は結構だが、系統だったカリキュラムを破壊した今のゆとり教育は、逆に子どもたちの考える力を落とした明らかな政策の失敗だ」と話した。


店長日記より。
http://www.kyoto2001.com/ushi-ya/diary/


 極論をいえば、週1時間の授業だって負荷が荷重になる生徒は存在しうるし、週70時間の勉強に余力を残す生徒だっているかもしれない。一律の時短は意味がないということで。
 さらにいうと、週に一コマとか二コマの細切れの時間で何か生きる力を育てようなんて考えるほうが間違っていると思っていた。