NEC、最大65TFLOPSと「世界最速」のスーパーコンピュータ


SXシリーズ モデルSX-8(シングルノード)
 日本電気株式会社(以下、NEC)は10月20日、ベクトル型スーパーコンピュータ「SXシリーズ モデルSX-8」(以下、SX-8)を発表した。出荷開始は12月末を予定している。

 SX8は、科学技術計算専用の高速プロセッサであるベクトル型プロセッサを搭載した、スーパーコンピュータで、最大512ノードまでの構成が可能な製品。シングルノード(8CPU)で最大128GFLOPSのベクトル処理性能を持ち、512ノード構成では最大65TFLOPSと「世界最速」(NEC執行役員常務、近藤忠雄氏)の処理能力を実現できるという。

ちなみに、Linpackベンチマークで、BlueGeneは36.01TFLOPS。地球シミュレータは35.86TFLOPS。

*補足。512ノードの構成は、実測値でなく予想値。まだ存在していないため。実現『できる』という言葉を見落としていた。

1ノード1.8億円なので、512ノードだと800億円くらい。