おでん屋にて。

 寒くなったので、おでん屋へいってみる。旧道に面した、元の商店街沿いにある小さな店。中にはだれもいない。ここは、以前案内されたことがある、関西風のおでんを出す店だ。そのときは小上がりで食べたが、今回はカウンターにて。だいこん、こんぶ、ロールキャベツと食べる。ここの売りのひとつ、イクラ丼は、店主のおばさんが「漬けがいまひとつでね」と詫びていたように、硬くて美味しいとはいい難い仕上がりだった。テレビでは、延々と誤審による試合中断を流している。店主は、西鉄の思い出を語っていた。おでん鍋をのぞいてみたが、コンビニのように多種多様なネタは、なかった。タコ足、牛スジ、など、カワリモノを期待したのでちょっと残念。大根が食べたくなったら、また、行こう。